2022年5月9日月曜日

PPAPはメールを受信する側の問題だ。

PPAPが問題なのは、受信側が大変な点ですよ。

PPAP問題についての議論が各所で行われています。
今更ながら、と思いますが、もしご存知でない方は「PPAP問題」で検索してみてください。

で、どのページにも
PPAPは危険とか、クラウドストレージを使うべし、とかの説明が書かれていますね。
ほとんどの記事が、「暗号化添付ファイルを送信する人」の視点で書かれてます。

「PPAP」が問題化した第一の理由は、『「暗号化添付ファイルを受信した人」のめんどくささ』にある!
と思うんですよ。

添付ファイル付きのメールが送られてきて、そのファイルをダブルクリックすると、パスワードの入力を求められます。
しかしながら、パスワードは、そのメールとは別のメールで届けられているものですから、いったんファイルを開くのをキャンセルしてパスワードメールに切り替えて、通知されたパスワードをクリップボードに入れて、んでもって添付ファイルのメールにまた戻ってからファイルを開く、と。

なんとまあ、めんどくさいことでしょう?

なのに、ネット上の記事のほとんどは、送信者側に立った危険性の説明とかクラウドストレージを使えって解決方法のことばかり。

「PPAP」で検索するほとんどの人は、受信したときの面倒を解決できないかって検索してるのに、検索結果には送信する側の人へのアドバイスが書いてあるわけです。
見当違いの事しか書いてないってことですよ。しかも、その後もイライラさせてくれるメールが次々とやってくるわけで・・・
その結果、「PPAP爆発しろ!」ってなるわけです。

送信する側の問題対策よりも、その前に受信側の対策が必要なんだと思います!

さて、そのPPAP問題の(メールを受信する側の)対策について、です。

暗号化添付ファイル付きのメールで迷惑をこうむる受信者ってのは、同じ組織内にもいます。
社外宛のメールであっても、Cc: や Bcc: を使って、同朋送信されてきたメールを受信することになると、同じようにパスワード通知メールからコピペして保存しないと開けません。
めんどくさいですよね。
おんなじ社内ならパスワードなんて入力しなくてもよくならないのかねぇ?

多くのメールソフトって、添付ファイルを開く動作は毎回保存先フォルダを聞いてきます。
でもって、そのフォルダ「マイドキュメント」なんですよねー。
メールそのものは、メールソフトの振り分け機能(仕分け機能)で部署や取引先ごとに振り分けられているのに、保存先だけは毎回「マイドキュメント」
ファイルの保存先を取引先ごとに(振り分けられたメールフォルダごとに)変えられるといいんじゃないですか?

あと、以前受信したメールを再度照会することってありますよね。
取引先『えーと、前に送ったメールの件なんだけど・・・』てなとき、過去のメールを探り出して、その添付ファイルをクリック。
またパスワード入れなきゃならないし、保存先もどこだったかわからないから、とりあえず「マイドキュメント」に保存して対応、と・・・
一度保存したことのある添付ファイルは、クリックだけで開くようにできればいいんじゃないですか?

こういった機能があれば、PPAPメールを受信する側の負担はずいぶん軽くなります。
手間が省けるぶん、時間も短縮できるようになりますから、業務効率も向上します。

あるんです。
そういう便利なソフトがあるんですよ。

Microsoft Outlook を使っている方はこちら。
添付ファイルユーティリティ Biz Attacher for Outlook

Becky! Internet Mail を使っている方はこちら。
添付ファイルユーティリティBiz Attacher for Becky!

両方とも、送信側のPPAPメールの問題点への対策も取られていますよ、と。
お試しでも利用できます。

以上、製品PRでした。

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