2016年5月9日月曜日

Hyper-V で仮想マシンがインターネットにつながらない

この記事は、ずいぶん前に書いた記事ですが、多くの方にご覧いただいているようですので追記いたします。
Windows 11 の Hyper-V マネージャでは、「仮想スイッチマネージャ」で仮想スイッチを用意しておけば、多くの仮想マシンでスイッチを指定するだけでネットワークにつながるようになりました。

あと、この記事で書いている VMWare は Windows11 で逆に使えなくなってしまいました・・・
以下は、古い環境での記事です。

実は長いこと Hyper-V で用意していた仮想マシンがネットワークにもインターネットにもつながってくれなくて、困り果てていました。

ホストマシンが開発環境、仮想マシンがテスト環境という構成でホストマシンで用意したファイルを仮想マシン側に提供する方法がなくてね。
唯一の方法が「メディア」で「DVDドライブ」を共有する方法。
ホストマシンにCD-Rをセットしてファイルを焼いて、仮想マシンで読み込む。
テスト用のファイルだし、CD-Rなもんだから使い捨てみたいになっちまって、ほんとに無駄でした。

どうにかならないものかと、いろいろと設定を繰り返していくうち、Hyper-Vの仮想「内部ネットワーク」スイッチを作ることで、ローカルネットワークのファイル共有まではできていました。


それだけだと、仮想マシンがインターネットに接続してくれません。
そのため Windows7とかのライセンス認証やアップデートが動作しないままになっていました。
(ライセンスが無効のまま起動される Windows7)

ようやく設定方法がわかりましたよ!

1.Hyper-V で内部スイッチを作成しておきます。
2.仮想マシンのネットワークには、内部スイッチを接続します。

ここまでは、OK。

3. ホストマシンのネットワーク設定で、「インターネット接続の共有」の共有先に内部スイッチを指定する!





これ、どこにも書いてなかったよ(探し方が悪かったのか?)
ようやく仮想マシンをネットワークにつなげることができるようになりました。

ときどきチャレンジしては失敗を繰り返していて、時間的には対して消化してないんだけど、この方法見つけるまでに、約1年かかってしまったwww

同じ悩みを持ってる方の参考になればいいな。
#どうやら初歩的なことのようで、だれも悩んでいるようではなかったのが不思議。

2017/11/06追記
実はその後も接続できなくなりまして、現在は VMWareを使っています。
VMWare、サクッと動いてくれたので気に入ってますw